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  • #ITコンサルタント
  • #プロジェクトマネージャー

グローバルなプロジェクトで得た視点を活かし、
より早く、より柔軟にシステムを最適化する

  • S.H
  • システムエンジニア部
  • 理工学研究科 機械工学専攻修了
  • 2020年入社
Career Path
学生時代
理工学部でロボットについて研究する中で、生活に欠かせないインフラを支える仕事がしたいと考えるようになる。
1~2年目
デジタル推進を行う部署に配属。イギリスのオクトパスエナジー社と連携して、TGオクトパスエナジーの設立支援プロジェクトを進める。
3年目
1年間の育休を取得。
4年目~現在まで
住環境(床暖房・警報器など)の営業システムを管理する部署に異動し、営業支援システムの維持管理や稼働後フォローを担当。

東京ガスの裏側を
支えたいと思った

大学では機械工学を専攻しており、ITを用いて生活に必要不可欠なインフラを支える仕事がしたいと漠然と考えていました。そんな中で東京ガスiネットに興味を持ったのは、学生の頃に東日本大震災を経験したことが関係しています。液状化で都市機能が止まり、電気やガス、水道、物流などさまざまなインフラが混乱している中、東京ガスは一刻も早い復旧を目指し、迅速に対応していたのです。その様子にいちユーザーとして感動したことがきっかけで、これまで学んできたITの知識を活かして東京ガスの裏側を支えたいと思うようになり、東京ガスiネットの選考を受けました。

最終的に入社を決めたのは「この人たちと働きたい」と強く感じたためです。会社説明会やインターンシップで社員同士がフラットなコミュニケーションをとっていたり、選考においても親身に相談に乗ってくれたりと、相手を尊重し合う姿勢が伝わってきました。こんな雰囲気の会社で働けたら良いなと思ったことを今でも覚えています。

グローバルなプロジェクトでの経験が
自分を成長させてくれた

入社後に配属されたのは、新技術の導入に重点を置く部署。東京ガスグループの新しいビジネスを立ち上げるために、どのようなシステムが必要か、どのような要件定義にするべきかなど主に事業立ち上げを担う部署です。まさか1年目からこうしたダイナミックな仕事に携われるとは思ってもいませんでしたが、目標にしたい多くの先輩たちと出会うことができたため、この部署に配属されたことは私の財産だと思っています。

さまざまな経験をさせてもらいましたが、特に印象深いのは1年目の後半から参画したTGオクトパスエナジー社設立プロジェクトです。アメリカに留学した経験があったため、「いつか海外プロジェクトに携わりたい」と言っていたところ、上司が一緒にやらないかと声をかけてくれました。

このプロジェクトは、日本でのサービスローンチに向けてイギリスのオクトパスエナジー社と連携して進めていくため、データの共有やシステムの確認をオンライン上で速やかに行う必要がありました。私が担当したのは、そうしたやりとりに使用するさまざまなITツールの導入です。どのツールを使うか、寄せられた要望にどう応えるか、そして時差がある中でどうコミュニケーションを円滑に進めるかなど、検討すべき項目が多くあり非常に頭を悩ませました。しかし、グローバルに活躍するオクトパスエナジー社の仕事の進め方を間近で見ることができ、グローバル基準でのスピード感とアジャイルで進めることの大切さを学ぶことができました。

技術の導入だけでなく、
対応力の質を高めていく

現在は、東京ガスの営業担当を支援するシステムの移管対応や稼働支援を担当しています。よりスムーズに営業活動を行えるよう、これまでガスや電気などサービスごとに分かれていた営業支援システムを統合させ、新システムに移管するのが私のチームの役割です。その中でも私は新システムの稼働支援をメインに手がけており、日々関係各所とやりとりして安定した業務運用をサポートしています。ユーザーから寄せられた要望にすぐに応えるために心がけているのは、前の部署で学んだスピーディな対応をとること。どのような要望で、システム的にはどこに注意した方が良いのかなどをパートナー会社が理解しやすい形にまとめ、少しでも早く共有する。一見当たり前のことのようですが、齟齬が生まれたりやりとりが増えてしまったりすると、結果としてユーザーの満足度を下げてしまいかねません。逆に言えば、そうした小さな心がけによってユーザーの満足度を上げることができる。AIなどの新技術の導入も進めていますが、それだけに頼り切るのではなく人の対応力も高めていくことが、東京ガスの大きなシステムを管理する立場として非常に大切だと考えています。

幅広い経験を積み、
プロジェクトを牽引する存在を目指す

今後の目標は、プロジェクトを引っ張っていけるプロジェクトマネージャーやITコンサルタントとして活躍することです。これまではプロジェクトのいちメンバーとして携わることが多かったですが、グローバルなプロジェクトや現在取り組んでいるシステム移管プロジェクトでの学びを活かし、新しいプロジェクトを推進していけるスキルを身につけたいと考えています。

そのためには、要件定義から設計・開発、運用までの全工程の知識を身につけるのはもちろん、0から1を生み出し、それをカタチにして世に出すところまで責任を持てるようになる必要があります。以前新しいビジネスのアイデアを提案するプロジェクトに参画したことはあるのですが、想像以上に検討すべき項目が多くリリースまで辿り着くことができませんでした。それ以来、リリースまでに生じた課題に対して適切な対応ができるようになりたいとずっと思っていました。幸いにも、私の周りには数々のプロジェクトを完遂させてきた多くの先輩たちがいるので、多様なプロジェクトに積極的に携わることで、そうした先輩の視点や進め方を学んでいきたいです。

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